こんにちは(^^)
あぷちぃです!
星野リゾートはとても人気の高い施設であることはみなさんもご存知だと思います!
そんな星野リゾートの代表取締役である星野佳路氏は、
日本各地の破綻したリゾートの立て直しに尽力している方です。
今回星野リゾートのリゾナーレ八ヶ岳に宿泊したんですが、
旅日記の記事を読んでない方はこちらからどうぞ!!
宿泊中に星野リゾートが実施した
リゾート施設の再生の本を読みました
経営が悪化したゾナーレ八ヶ岳が
どんな想いで復活したのかを知り、
これからリゾナーレに宿泊する方が
リゾナーレ八ヶ岳の素晴らしさについて
知って頂けたらいいなと思って記載しました!
今回参考にした本
リゾナーレ八ヶ岳に宿泊した際、
子どもが寝たあと少し大人時間でも楽しもうかと思い
ワインを飲みながら読書してました📖笑
その際に、星野リゾートについて知ってみようかと思いこんな本を読みました!
中澤康彦氏の「星野リゾートの事件簿」
なんか事件でもあったのか?
って思いましたが、星野リゾートによって再生されたリゾートホテルの内容の本でした
この本は星野佳路氏が書いた本ではありませんが、星野リゾートを取材して書かれた本です。
リゾナーレ八ヶ岳に泊まりながら、サービスの原点を知れたような気分になりました
リゾナーレ八ヶ岳について
リゾナーレ八ヶ岳は、もともと大手流通グループが所有していた会員制ホテル
「リゾナ−レ・ビブレクラブ小淵沢」として営業を開始しました
イタリアの有名な建築家のマリオ・ベリーニ氏がデザインを手掛け
施設全体に高級感がある建物です!
シンボルはなんといってもこの建物でしょうか…
(私の偏見かも知れませんが…)
そんなリゾナーレですが、バブル崩壊で経営が悪化します
そこで星野リゾート星野社長が経営を引き継ぐことになります!
経営方針の再構築
どんな仕事でも大切だと思いますが、
「私達は誰にどんなサービスを提供するのか?」
という目的地やゴールを設定しなければ、
どこに向かえばいいのかがわからなくなりますよね?
例えば
山に行くのか、海に行くのかで準備するもの違いますよね?
社員が多くなればなるほど、組織の意思疎通がしにくくなると思います
星野社長はゴールを決めることで
「社員がどこに向かって仕事をするかを明確にする」
このステップを必ず行うそうです!
この記事を読んで、自分のしている仕事も、
一度考え直さなければいけないな〜
と思いました
組織をマネジメントする上で一番大切なプロセスであると感じました
再生中のリゾナーレ八ヶ岳でも同様にコンセプト作りを行うため
「プロジェクトチーム」が結成されました
星野社長はコンセプト委員会を
出席する誰もが
どんなことでも
言いたいことを言える
雰囲気にしたそうです!
これは最近のどの職場でも本当に大切にされている
考え方だと思います!
職員の一人ひとりがいいたいことを言える
「職場風土」
これを築くことがリーダーの役割でもあると思います!
本を読みながら星野社長から学べることがたくさんあるなと感じました
2つのプランが浮上
ここでの最重要事項がリゾナーレ八ヶ岳の
「メインターゲットの決定」
だったそうです。
どんなお客様をターゲットにし、
そこから詳細なサービスプランを決定していく
星野社長は2つのターゲットプランを提案しました
①施設の持つ高級感を生かして20代〜30代の若いカップルの獲得
→このプランは旧経営陣が描いた戦略を基本的に継承するもの
②就学前などの子どもがいるファミリー層をターゲットにする
→新しいプラン 従来ではターゲットにしていなかった
どちらのプランで行うかはプロジェクトチームが決定できるように
星野社長は議論ができる環境づくりに徹したそうです。
なぜなら
リゾナーレ八ヶ岳のスタッフ自身が「主役」となって考えること
を大切だと考えていました
素晴らしいリーダーですね!
議論は割れていたようですが
①カップル推進派
→今までこのやり方でやってきたのだから、方向転換しないほうがいい
②ファミリー層推進派
→今までのやり方でうまくいっていない
→ファミリー層の接客を通して、リピートしたいという家族やファミリー層へ親しみを感じるスタッフが多くなり、今後の可能性に共感していた
星野社長は最終的にこう述べました
そこへ向かおうとする力も生まれてくる。
スタッフの共感は非常に重要である
そのとおりだなと!
そもそも海や山へ行こうと思わなければ、誰も行動しない…
どんな仕事やプロジェクトもサービスを提供するスタッフ自身が
「いいものを作りたい」
と願わなければいいサービスは生まれない
また仲間と一緒に行う仕事は
一人だけが思っていても
仲間にその考えに共感しなければうまくはいかない
最終的にリゾナーレ八ヶ岳は「ファミリー層」をターゲットに
することになりました
まさに私達家族連れがターゲットだったんですね!笑
ファミリー客に何を提供するのか
ファミリー向けをターゲットにするホテルは他にもあります
リゾナーレ八ヶ岳がどのようなサービスを提供するのか?
ここでアンケート結果を分析します
「日本のホテル・旅館の魅力はどんな点?」
という質問のファミリー層の答えは
「家族サービス」
「思い出づくり」
お!普通じゃん!って思った方…
疲れてますね‥笑
本来旅館やホテルは
「くつろぎの場」
であるはず…
さらにもう一つ
「親と子どもは常に一緒にいるのが本当に楽しいのだろうか?」
という疑問です!
ここからファミリー層へのサービスプランが決まっていきます!
「大人のためのファミリーリゾート」
→家族できて大人も子ども楽しめるリゾート
それができるサービスが提供されています!
大人のためのファミリーリゾート
①子どもが楽しめるアクティビティの充実
・アスレチック
・子供向けに様々な体験プログラムを提供する「八ヶ岳アクティビティセンター」の設置(陶芸や木工細工、アクセサリー作りなど)
・託児所(要事前予約)
・室内プール
②大人が楽しめる施設
・ブックス&カフェ
・ワインショップ
・OTTO SETTE(イタリアン)
・プールサイドCafe
アクティビティセンターとブックス&カフェは向かい合った施設になっていて
様子が見えるように両方の施設はガラス張りになっている
子どもはアクティビティを楽しむ
大人は本を読みながらカフェを楽しみ
なんて楽しみ方もできますし
子どもがプールで遊んでいる間、
大人はプールサイドでカフェする
(今はコロナで休業中でしたが…)
子どもは託児所で預かってもらい
大人はOTTO SETTEでイタリアンの夕食を夫婦二人でゆっくり食べる
星野リゾート八ケ岳ではこんな素敵な過ごし方ができます!
「大人のためのファミリーリゾート」というコンセプト
だからこんな素敵なサービスができたんだな!
と思えました
まとめ
星野リゾートのリゾート再生についての本を通して、星野社長の考え方やリゾナーレ八ヶ岳のサービスコンセプトを知ることができました
星野社長の考え方は、様々なビジネスで通じるところがあると感じました
リゾナーレ八ヶ岳は「大人のためのファミリーリゾート」をコンセプトに再生しました
子育て中の息抜きにリゾナーレ八ヶ岳にいって心と体をリフレッシュしてはいかがでしょうか?
宿泊した際に従業員の方の理念を知っていると、
リゾナーレ八ヶ岳で過ごす時間が少し豊かになるのではないか
と思い記載してみました!
素晴らしいサービスの裏には、
様々な苦労があったんですね…
またリゾナーレ八ケ岳に遊びに行きたくなりました🙄
最後までお読み頂きありがとうございました!
Editor by あぷちぃ