つぶやき

子どもが育てやすい日本にして欲しい!

こんにちは
あぷちぃです!

最近体調を崩して、ブログの更新ができていませんでした…
嫁のクレアは真面目に更新してくれていました(^^)

今日は「子ども庁」創設へのニュースから
以前読んだ本で思ったことがあったので
先進国で出生率を上昇させたシラク3原則」
について考えてみたいと思います

参考にした本

出口治明氏と駒崎弘樹氏の

「世界一子どもを育てやすい国にしよう」

という本です!

対談形式の本でとても読みやすい本でした
日本の子育て支援の現状と海外での取り組みについて記載されている本です!
将来の日本が子どもに優しい国になったらいいのにな〜と思いながら読んでいました

日本は待ったなしの少子化社会…

日本の総人口は、今後長期的に減少し厚生労働省の予測によると
2026年に人口1億2,000万人を下回り
2048年には1億人を割って9,913万人
2060年には8,674万人になる

なんと今から40年後には今の人口の1/4近くの人がいなくなるらしい

少子化が進み人口が減少すれば、モノを買ったり、消費したりすることがなくなり
当然経済成長が見込めなくなる…
高齢者が増えれば社会保障費も上がり、
税金が上がる…
現役世代には暗い話ですね…

そんな中「子ども庁」ができてやっと日本も子どもに優しい国になるのかと思い
ちょっと記事を書いてみました!

先進国の中で出生率の上昇に成功した国…
それがフランスです!

フランスの少子化対策

シラク3原則をご存知でしょうか?
私は言葉を聞いたことはありましたが、
実際に内容を知ったのはこの本を読んでからです
フランスのシラク大統領時代に導入された政策のことです

①女性が子ども産みたいと思ったらいつでも産める環境を整える
(経済的負担の軽減)

②女性が仕事しながら子育てができるように無料の保育所を整備する

③男性でも女性でも育児休暇から職場復帰する際は、もとの人事評価のランクで
職場に戻れるようにしたこと

①女性がいつでも産める環境を整える

女性しか赤ちゃんを産めないので、女性産みたいと思ったときに産んでください
という考え方です!
とてもシンプルですよね!
日本では経済的理由で子どもを産むことをあきらめてしまう女性もいますが、
フランスでは経済的には国が税金でサポートします!
と宣言してくれているのはとても心強いですよね!

②無料の保育園を作る

日本では待機児童が話題になっていますが、
フランスでは子どもが全員保育園に入れます!!
素晴らしい!なと思いました😆

「保活」

なんて必要ないのです!
私達も保育園に入れるために、保活しました…
認証保育園を見学に行ったり、
市役所に保育点数の要件を確認したり、

妻は0歳の子どもを連れながらやることの
虚しさを感じているようでした…

この問題は本当に政府のやる気一つではないか?

と出口氏は述べています!

皆さん考えてみてください!
小学校からの義務教育が可能なのに
なぜ義務保育ができないのでしょうか?

この発言を聞いて、その通りだなと思いました
新興住宅地などで教室が足りない、教師が足りないといいつつも
小学校に入れない…
ことは日本ではありません

つまり本気で政府が義務保育を実現しようとすればできるはずではないか?

というのも納得できます!

さらにフランスでは知恵を出しています
保育料で1番コストがかかるのは0歳時保育です
日本でも0歳が一番高くて、1・2歳、3・4歳と下がっていきます
そこでフランスでは育児休業給付金の支給を100%しました!
日本では開始から6ヶ月までは67%です(6ヶ月以後は50%)

働いていた頃と同じ給料がもらえるなら、子ども一緒にいようかな?
となりますよね(^o^)

③育児休暇の復職後はもとの人事評価のランクで戻れる

これがあると安心して育児休暇に入れますよね!
嫁の職場復帰の際も、

1)役職付きのフル(8時間/週5日)で戻る
2)役職付きで時短勤務(6時間/週5日)で戻る
3)週3日の時短勤務で戻る(一般職へ降格、時給)

選択肢が狭いな〜と二人で話していた事を思い出しました

男性の育児休暇の取得率が低いことが話題になっていますが、
②と③の条件だけでもかなり取る人が増えるのではないでしょうか?

働いていた頃の給料が保証されて、復帰時の身分も保証されている!

子育てを思いっきり楽しめる男性が増えるような政策を期待したいですね…

フランスはこの政策のおかげで出生率が1.66→1.92(2017年)まで上昇しました!
日本の出生率は1.43(2017年)です

フランスは半分以上が婚外子?

日本では

「できちゃった結婚」

ってなんかイメージ良くない印象がありますよね…

この本を読んで初めて知ったのですが、
諸外国では

赤ちゃんが産まれる→結婚しよう!

となるそうです
日本にいると婚姻形態が普通だと思ってしまいますが、
諸外国では結婚する前に子どもを産み育てるのが普通だそうです

婚外婚にしろ
日本独自の常識に囚われない改革を期待したいですね!

やっぱり子育て政策を変えるには選挙?

著書の中で子育て世代の声を政策に反映させるためには
選挙で政治家を選ぶしかない…
日本は少子高齢化により1票の格差が生じています
1票の格差とは人口の少ない(高齢者の多い)地方を1票とすると
東京は0.3票分くらいの重みしかないそうです…

若い世代の意見はただでさえ反映されにくいのに
投票に行かないとますますは政府には届かない…

きっと私達は投票に行って

実際に子育てをしたことある人
選挙選んで
政策を作ってもらって
世の中を変えていく

ことが必要だと思います!
著者も述べていますが、

子育ては過ぎてしまうとその時の辛さを忘れてしまうもの…
また頭だけで政策を作っても、社会は絶対良くならない

例えば

・ベビーカーを満員電車に乗せて白い目で見られる
・思うようにいかない育児
・夜なきで寝られない
・子どもが風邪を引いて仕事を休まなければならない
・子どもの発熱で保育園から呼び出しの電話がある

実際にこうした体験をした人であれば
こういった課題をなんとか解決する政策を作ってくれると思います

現役子育て世代が声を挙げ、
後世がもっと子育てしやすい世の中になるといいと思います!

子育てがもっと自由にできるように若い世代が選挙に
行きやすくなる仕組みを構築してほしいですね!

まとめ

子育て政策について先進国で出生率が上昇した
フランスの「シラク3原則」について考えてみました
先進国の成功事例を参考に今後の日本の子育て政策について
考えていただけるきっかけになれば嬉しいです

子ども庁はぜひ子育て世代に優しい政策をお願いします!

私達子育て世代未来の宝を育てていますよ〜

 

最後までお読みいただきありがとうございました

Editor by あぷちぃ